【募集は締め切りました。皆様ご協力ありがとうございました。】
【30・40代高機能広汎性発達障害者の親との関係についての調査】ご協力のお願い
~これまで・いまの親との関係についてお聞かせください~
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース 田川薫
高機能広汎性発達障害をもつ成人の方々が、同居や経済的な援助などを通じて親と比較的強いかかわりを持ち続けることは少なくありません。この傾向は日本だけでなく海外でも共通しています。しかし、成人、特に30代以降の当事者と親との関係は、支援者や研究者の間でもあまり目を向けられていません。
また高機能広汎性発達障害の診断をもつ方々の中では、診断の時期が遅いほどさまざまな苦労を重ねたり、精神的な健康を崩したりしてしまいやすいことも指摘されています。
本調査では、20歳以降に高機能広汎性発達障害の診断を受けられた30・40代の方にインタビューを行い、子どもの頃から現在までの親との関係の中でどのようなご経験をされ、今どのように感じていらっしゃるかをお聞きしています。
今後も、成人してから診断を受ける方や、親と深くかかわりながら生活を続ける方は多くいらっしゃると思います。そうした当事者の方々やご家族に対して、どのような支援があれば役立つかを検討するための貴重な機会にしたいと考えています。ぜひご協力をお願いいたします。
- ご協力をお願いしたい方(約5名)
以下すべてにあてはまる方
① 年 齢 :30~40代
② 診 断 :高機能広汎性発達障害(アスペルガー障害、高機能自閉症、特定不能の広汎性発達障害のいずれか)の診断を20歳以降に受けた方
③ 現在の生活状況 :親と同居しているか、非同居で親から経済的な援助を受けている方
- インタビュー概要
場 所 :Neccoの会議室
時 間 :1時間30分~2時間程度を予定
時 期 :11月前半
お 礼 :1,000円(インタビュー時にお渡しします。)